2011-01-01から1年間の記事一覧

15章2疑いの終わり

The End of Doubt 贖罪は時間の中で起こることだが、時間にあるのではない。 それはあなたの心の中にあるので、永遠である。時間のことを気にする必要はないし、恐怖心をすべて取り除いてくれる神聖な一瞬を恐れることはない。平安な一瞬は、怖れを恐れを伴…

15章聖なる一瞬 1時間の二つの利用法

The Holy Instant The Two Uses of Time 何一つ気がかりなことや心配ごとや懸念することもなく、ただいつも本当に落ち着いて穏やかな心持ちでいられるとは、どんな気分なのか想像できるだろうか。こうしたことを習い、ただそんな気分を味わえるようになるた…

14章11真理の試金石

The Test of Truthこれまでのところ、絶対必要なことは何かといえば、 確かに自分は知らないということを分かるようになることである。Knowledge is power, and all power is of God. 知識は力であり、力はすべて神のもの。この力を、自分ももっていることを…

14章10奇跡の同等性 その2

The Equality of Miracles引用が長くなりますが、入れておきます。 この他にもたくさんのことが語られていますけれど、 わかりやすいところだけを紹介します。奇跡そのものはただ、 あなたが自分の中に神の力をもっていることを証明するにすぎない。それで、…

14章10奇跡の同等性 その1

The Equality of Miracles 奇跡の同等性 奇跡のコースは、真理に照らして、自分の思考をどのように見るのか、そして、それをどう変容させていくのかという教えです。奇跡は覚醒への道、意識のシフトです。ものの見方や捉え方を、天地がひっくり返るように変…

14章9神聖さの反映

The Reflection of Holiness 14章9神聖さの反映本来の自分に戻るとは、自分の神聖さに気づくということでもあるのです。自分自身が純粋で、無垢であると気づいたら、常にその輝きが外に向かった放たれるように、心を磨いていたくなるはずだと話されています…

14章8聖なる出合いの場 

The Holy Meeting Place 私たちが実在の世界からは離れたことはないし、知識と創造の世界に今もいること。神の栄光は私たちの栄光であること。ここで再び強調されています。暗闇のなかで、あなたは神が与えてくださった栄光をおおい隠したうえ、罪なき神の子…

聖霊とひとつになる

14章7でいう聖霊に打ち明け、聖霊と心をひとつにして見るというのは、具体的にはどうすればいいのでしょうか?まずは、自分の闇を意識の上にあげて、聖霊に渡すと決めること。それは日常でできることです。自分の闇(悲しみ、苦しみ、ねたみ、憎しみ、疑い…

14章7聖霊と知覚を分かち合う

Sharing Perception with the Holy Spiritここでは、聖霊と一体となって、自分の心の闇を光の中で見ようということが言われています。自分が怖れていること、恥じていること、悔やんでいること、隠しておきたいことがあると思いますが、それを聖霊の前に出し…

運ばれて生きる

14章4には、 ここ(この世界)での(あなたの)役目は、自分が何を望むのか分かっていないということを認めて、ただ自分の欲しいものが何なのか決めようとするのに反対することだけである。とあります。つまり、奇跡のコースでは望むことも、考えることも、…

14章6コミュニケーションの光

The Light of Communication 我々が一緒に引き受ける旅は、闇を光に換え、無知を英知に換える旅である。自分に理解できることなら、恐ろしいものは何一つない。ただ暗闇のなかにいたり、何も知らないときにのみ怖いと感じるものを知覚してしまい、それから逃…

14章5贖罪の輪

The Circle of Atonement誰もみな贖罪において果たすべき特別な役があるが、各自に与えられた伝言は全部同じ、神の子に罪責感はないということだ。一人ひとりその伝言の教え方は違うし、習い方も異なる。ただそれを教え、また習うまでは、自分の本当の役目を…

14章4贖罪におけるあなたの役目

Your Function in the Atonement兄弟の罪責感のない姿こそ、まさにあなたの贖罪そのものである。他者の中に罪をみないこと、つまり、誰も責めないでいられること。それは自分の贖罪がなされたことを表している、ということです。思考が訂正され、心が平安で…

14章3罪責感をなくする決意 その2

The Decision for Guiltlessness一般に、神の助けを得たければ、自分が望むことに向かってそれ相応の努力をしなければならない、という考え方があります。そこで問われるのは、その「自分が望むこと」の中身です。もし、それが神、ONENESSの意志にそうもので…

14章3罪責感をなくする決意 その1

The Decision for Guiltlessness喜んで学ぶ者は学習することに罪責感を感ずるはずがない。これは学ぶときにとても重要なことなので絶対に忘れてはならない。おそらくあなたは、ただ罪の意識からくる痛みを消すために、罪責感を抱かないでいようとすることに…

14章2幸せな学習者

The Happy Learner・・・あなたはみじめな状態にいるというのに、それが幸せというものだと信じている・・・無意味なものを信じて、自分の捜す「宝物」を見つけるつもりでいる。本物を見たことがなければ、偽物を本物とたやすく信じてしまう。私たちの現状は…

14章1学ぶための条件

The Conditions of Learning 自分のために成されたということ、自分にとっては未知のこと、どうすればそれが分かるようになれるだろうか、それにはそうしたことはすでに為し遂げられたこととして、自分の成すべきことをするしかないだろう。自分自身が愛され…

14章 序論

14章まで来ました。いままでほとんど自我の論法に従ってやってみて、その当然の結末を見てきた。それを見たからこそ、そんな結末は錯覚のなかでしか見られないことだと悟った、そんな結末がはっきりしているように思えるのはただそのなかだけだから。今こそ…

13章11天国の平安

The Peace of Heaven 心の平安が自責の念で無情にもかき乱されたと気づいたとき、自我はそれに対処するには、忘れてしまうとか眠ること、死さえもその最善策だとして勧める。私にも経験があります。自分で解決がつかない悩みがあるとき、苦しい時、孤独や悲…

13章10罪責感からの解放 その2

Release from Guilt 神の子は自責の念にさいなまれ、どうすればいいのか分らなくなっているし、あちこちから迫りくる苦痛を味あわされ、暗い世界のなかで一人ぽっちだと信じ込んでいる。自分自身にたいして情け容赦しなかった者は神の愛を覚えていない。そし…

13章10罪責感からの解放 その1

Release from Guilt ある兄弟と何らかのつながりをもち、自分の罪責感を相手になすりつけるとか共有するとか、相手の罪責感を知覚しようとしたりすると、自分の気がとがめてくるのは確かである。 それに満足感も平安も見出せないだろう、二人のつながりは本…

13章9罪責感の暗雲

The Cloud of Guilt 自分自身を責める思いがあるので、人を攻撃するいう話から始まります。攻撃するというのは、批判、非難、相手を否定すること。喧嘩とまでいかなくても、日常で小言を言うとか、嫌みを言ったりすることも含まれると私は考えています。また…

13章8知覚から知識へ

From Perception to Knowledge 癒しとはすべて過去から解放されるということである。 だから聖霊が唯一の癒し手となる。過去はないと奇跡のコースでも教えていますが、それは聖霊の知識に属することなので、私たちには真に理解することはできないとも語って…

13章7実相の世界に達する その2

Attainment of the Real World あなたのひとつの実在があなたに与えられており、それによって神はあなたをご自身とひとつであるものとして創造なさったのである。あなたはまず平安を夢見るようになり、そのあと平安のうちに目覚めるであろう。愛は歓迎される…

13章7実相の世界に達する その1

Attainment of the Real World とても長い引用になりますが、付け加えることはなにもないので・・・。腰をおろして心静かにあなたの目に映る世界を見つめ、自分自身に言い聞かせるがいい ‐ 実相の世界とはこんな世界ではない。あなたは時間というものが始ま…

13章6今を見出すこと

Finding the Present あなたは現在のことを判断するために、自分の過去の経験をその基準として使うのは「自然」だと見なしている。ところがそうした経験は妄想的なものなので、そうするのは不自然なことだ。あなたがすべての人を過去に全く関係なく見るよう…

13章5二つの感情

The Two Emotions 私たちが経験するふたつの感情とは、愛と恐れです。恐れは、見えもしない光景や、聞こえもしない音で成り立っている錯覚を通して感じるものです。私たちは個々に異なる過去の経験をしているので、たとえば同じ景色をみても、感じることはさ…

13章4時間の役割 その2

The Function of Timeそして、時間という重要なテーマに移ります。自我は過去のことに重きをおき、それに注ぎ込む労力や心労をいとわないうえ、最終的には過去だけが有意義な時間の側面だと信じている。過去のつぐないとして、将来罰を受けるという観念によ…

13章4時間の役割 その1

The Function of Timeここでは引き続き、本当の自分が愛に満ちた存在を恐れ、天国を恐れている。そして、そのために奇跡のコースを学ぶことを恐れているという話から始まります。この世におけるあなたの役目は癒しであり、 天国における役目は創造だと言われ…

13章3罪があがなわれる恐れ

The Fear of Redemption 13章2では、自分の罪の意識を隠したいために、それを外に投影し、自分を責める者を作り出している。それが私たちがしていることであり、罪をどうしても隠しておきたいと考えているけれど、それは実はとるに足らぬことだとキリストは…