13章10罪責感からの解放 その2

Release from Guilt

神の子は自責の念にさいなまれ、どうすればいいのか分らなくなっているし、あちこちから迫りくる苦痛を味あわされ、暗い世界のなかで一人ぽっちだと信じ込んでいる。

自分自身にたいして情け容赦しなかった者は神の愛を覚えていない。そして自分の兄弟たちにたいする思いやりもないので、自分がどれほど神を愛しているのか思い出せないのだ。けれども愛しているということは永遠の真実。

あなたの内にはきわだった平安があり、それは全く純粋で、その純粋さをもってあなたは創造されたのである。

罪責感から解放するがいい、そうすればあなたも解放してもらえるだろう。

それより他には内面に目を向けて愛の光りを見る方法はないし、その光は神御自身いつも御子を愛しておられるのと同様、絶え間なく確かに輝いている。

誰にも罪はないということを認める。自分を含めて、誰にも怖がらせるようなことを言ったり、してはいけない。そうすることで、人も自分も罪悪感から解放される。ただ、あるがままを認め、愛すること、大切に思うこと。厳しい教えですが、これを実践することが奇跡を行うということです。

愛には恐れがないというのも愛には罪がないからである。

神の子みんなを等しく愛さない限り、あなたにはだれとも本当の関係を結ぶことはできない。
愛は特別扱いすることではないのである。

あなたはただ神が愛してくださるように愛せるだけである。

Behold the Son of God,
and look upon his purity and be still.
神の子に目を向け、
その清らかさを見つめ静かにしているがいい。
In quiet lookupon his holiness,
and offer thanks unto his Father
that no guilt has evertouched him.
静寂のうちに神の子の神聖さを見つめ、
御父に感謝を捧げよう、   
神の子は決して罪責感に影響されてはいない、と。

我々はみな一人では大したことはないが、一緒になれば実に強烈な明るさで光りを放つし、それはだれも自分だけでは思いつくことさえできないほどの明るさである。

So be it.