14章7聖霊と知覚を分かち合う

Sharing Perception with the Holy Spirit

ここでは、聖霊と一体となって、自分の心の闇を光の中で見ようということが言われています。自分が怖れていること、恥じていること、悔やんでいること、隠しておきたいことがあると思いますが、それを聖霊の前に出してくださいと話しています。そうすれば、それは闇ではなく光となり消滅するのです。

聖霊にはあなたに頼みたいことが一つだけある、それはあなたが聖霊に分からないようにしまい込んでいる秘密をひとつ残らず打ち明けて欲しいということ。

闇のなかにいるような思いを打ち明けさえすれば、聖霊はそれに光をあててくれる。

しかし(聖霊は)あなたが隠そうとするものを、見ることはできない。

聖霊はあなたのために見てくれるとはいえ、あなたも一緒に見ようとしなければ、聖霊には見えない。

胸に秘めた暗い思いをすべて聖霊に打ち明け、一緒によく見てみるがいい。

あなたが暗闇をかかげれば、聖霊が光をかかげてくれる。

何事も聖霊と心を一つにして見てみようとすると、知覚するものをどう解釈すれば知識につながるか、聖霊のやり方がわかるようになる。自分一人で見ることなどできないのである。

何にせよ、一人で見たのでは何の意味もなさないと再認識すること。一緒に見れば、すべてのものの意義は、あなた自身をもふくめて、心の中で二通りに見ることからではなくて、あらゆるものが唯一の意味と唯一の感情と唯一の目的へと穏やかに融合することで生じるのだと分かってくる。


So be it.