22章5. 進路上の分岐点

The Branching of the Road

22章も後半になりました。
このあたりから、奇跡のコースを読むのはなぜかとても容易くなります。

ここまで来たら後戻りはできないと語られています。
自分が当たり前に受け入れてきた世界にはもう戻れないのです。
なせなら、それは錯覚と誤解の上にあった世界だと気がつくからです。
少しずつ目が開いてくると、今までの世界で悲しみや苦しみだと思い込んでいたことが、自分で作った物語であることに気づくのです。私たちは自分の妄想のフィルターを通して、この世を見て人生の意味を知ろうとしていたのです。

Think what will happen after.
このあと何が起こるか考えてもみるがいい。
The Love of Christ will light your faces, and shine from them into a darkened world that needs the light.
キリストの愛があなたの顔を照らし、そこから光りを必要としている暗闇の世界に射し込むであろう。
And from this holy place he will return with you, not leaving it nor you.
そしてこの聖地からキリストはあなたと共に、その地もあなたも後に残さず戻っていく。
You will become his messengers, returning him unto himself.
あなたはキリストの使者となり、キリストをキリスト自身に戻すことになるのである。

私たちが分離の世界に生きていることに気づき、実相はそうではないんだ、ひとつのいろんな側面に過ぎないとわかれば、その世界は本当に美しく輝いて見えると教えています。

The gates of Heaven, open now for you, will you now open to the sorrowful.
天国の扉は今あなたのために開いている、今こそあなたも、悲しい思いをしている者のために開いてほしい。

そうして、自分が気づいたなら他の人のために教えてほしいとここでは話しています。

So be it