22章7 聖なる関係の光り

The Light of the Holy Relationship 心が自由になるとはどんなことを言うのだろう。 重荷がない、執着がない、悲しみがない、苦しみもない、憎しみもない、怒りもない。人にはどうしても手放せない感情や考え(思考)があると思います。 これさえなくなれば…

22章6 弱点と防御の身構え

Weakness and Defensiveness How does one overcome illusions? どうすれば錯覚に打ち勝てるだろうか。 ・・・ Merely by letting reason tell you that they contradict reality. ただ単に、錯覚は実在に矛盾している、と理性に言わせるだけですむことだ。 …

22章5. 進路上の分岐点

The Branching of the Road 22章も後半になりました。 このあたりから、奇跡のコースを読むのはなぜかとても容易くなります。ここまで来たら後戻りはできないと語られています。 自分が当たり前に受け入れてきた世界にはもう戻れないのです。 なせなら、それ…

22章4 理性と間違いの形態

Reason and the Forms of Error Now must you choose between yourself and an illusion of yourself. いまこそあなたは自分自身と、自分自身だと錯覚しているものと、そのどちらかを選ばなければならない。 Not both, but one. 両方ではなくて、片方だけだ…

22章3 あなたのきょうだいの罪なきすがた

Your Brother's Sinlessness この節は、全体が祈りの言葉のようでもあります。 ここだけを読んでも心が安らかなになるようです。 Joy is eternal. 喜びは永遠に続くものである。You can be sure indeed that any seeming happiness that does not last is re…

22章2 聖なる関係が教えること

The Message of the Holy Relationshipコースをここまで学んでくると、自分が攻撃している相手は自分であるということも わかってきます。自分だと思っているこの私は、自分ではないということも理解しています。 頭脳は考える機能がありますが、洞察力はそ…

22章1 救いと聖なる関係 序論

Salvation and the Holy Relationship Introduction日常で、彼女(彼)が悪い、あの人さえ変われば、などと考えることはよくあります。 たわいもないことでも、誰かを裁かずにはいられない。あの人と私は違うと言い続ける。 これが、私たちの習性です。しか…

21章8 内面的な変化

The Inner Shift私たちのこの現実では、永遠に続く幸せや喜びというものはありません。 初めて手にしたときには輝いていたものも、いつしか色あせてしまいます。 しかし、実在の世界にあるのもは、永遠に喜びの波動で打震え、幸せが続きます。 その波動は今…

21章7 答えられていない最後の質問

The Last Unanswered Question The Last Unanswered Question Do you not see that all your misery comes from the strange belief that you are powerless? あなたは、惨めな思いというものはすべて、自分は無力だ、 という奇妙な信念を抱いていることから…

21章6 理性対狂気

Reason versus Madness 21章5で、理性( reason)という言葉が出てきました。 これは、道理、正気というふうにも訳せます。 間違った知覚から判断し、肉体を自分であると教えるのが 自我( Madness 狂気)であるとすれば、聖霊の声を素直に聞き入れ、 実在を…

21章5 理性の働き

The Function of Reason 今、聞こえるもの、目で見ているものは、すべて自分がそうであると信じている ものであり、実在とは違います。 自分で見たいものを見ているのが、この現実の世界です。 Perception selects, and makes the world you see. 知覚作用は…

21章4 内面を見つめることに伴う恐怖

The Fear to Look Within You are indeed afraid to look within and see the sin you think is there. あなたが本当に怖がっているのは、心の中をのぞいて、 そこにあるものと思い込んでいる罪を見ることである。 ・・・ Your faith that sin is there but …

21章3 信頼と信念と洞察

Faith, Belief and Vision Faith and belief and vision are the means by which the goal of holiness is reached. 信頼し、信念をいだき、洞察力で見るという方法によって、 神聖なるものを自分のものにするという目標に達せる。 聖霊を信頼し、その訂正を…

21章2 見ることにたいする責任

The Responsibility for Sight奇跡のコースで教えていることは、難しいことではありません。 読め進むのは少し難しいですけれど、多くのことを求められているわけではありません。 日常で、私たちが見ている見方、考え方を変えていくように求められているだ…

21章1 忘れられた歌

The Forgotten Songここは、私たちには目の前にある現実が、ありのままに見えていないという話から 始まります。目が見えない人が、頭の中で想像するように、私たちは現実を捉えていると。 開いている扉も、閉じていると想像してしまうのです。 You can be s…

21章  理性と知覚 序章 

Reason and Perception Introduction Projection makes perception. 投影することが知覚作用を生ずるのである。 ・・・ It is the witness to your state of mind, the outside picture of an inward condition. その世界はあなたの心の状態を証明しており、…

20章8 洞察力でみた罪なき状態

The Vision of Sinlessness 私たちが虜になっているこの世界を、どうしたら聖霊の洞察力で見ることが できるのでしょうか。それには、人を裁かないこと、人の中に罪を見ないこと、 そして、心から望むことです。聖霊は必ず応えてくれます。 Vision is freely…

20章7 手段と目的の一貫性

The Consistency of Means and End 奇跡のコースを学んでいくと、不安になったり、この世で生きていることの 意義を見失うようなことが起きてきます。 それは、幸せとは何をいうのか、という定義が大きく変わっていくからです。 永遠の変わらない幸せ、喜び…

20章6 聖霊の宮

The Temple of the Holy Spirit 奇跡のコースでは、私たちが見ている世界は実在の世界ではないと教えています。 この世は夢であるとか幻想であるとも言われます。それは、世界を歪んだ知覚で見ることで起きています。 これが正しい、これが正義、これが普通…

20章3  適応するという罪

Sin as an Adjustment You make the world and then adjust to it, and it to you. あなたはこの世界を 作っておいて、それに適応し、それを自分に適応させようとする。 Do you like what you have made? あなたには自分の作ったものが気に入っているのだろ…

20章4 箱舟に入る

Entering the Arkこの世界では、自分のものを人に与えるということは、自分は失うという法則で 成り立っているように見えます。しかし、宇宙の法則はそうではありません。 与えることは得ることです。 He gives no power to sin, and therefore it has none;…

20章5 永遠の世の前触れ

Heralds of Eternity奇跡のコースでは、必ず兄弟と道を行くようにということを繰り返し教えられます。 これは、人間関係の中にこそ、覚醒への道があるということです。 つまり、人を許し、自分を許す道です。 人の中に無垢を見るとき、自分の中に怖れはなく…

20章3  適応するという罪

Sin as an Adjustment You make the world and then adjust to it, and it to you. あなたはこの世界を 作っておいて、それに適応し、それを自分に適応させようとする。 Do you like what you have made? あなたには自分の作ったものが気に入っているのだろ…

20章4 箱舟に入る

Entering the Arkこの身体の世界では、自分のものを人に与えるということは、自分は失うという法則で 成り立っているように見えます。しかし、宇宙の法則はそうではありません。 与えることは得ることです。 He gives no power to sin, and therefore it has…

20章1  聖週間

20章 洞察力でみた神聖なる状態 1 Holy Week20章に入りました。ここまで来ると、自分の中の抵抗が少なくなるのでしょうか、 奇跡のコースのテキストは、とても読みやすくなります。繰り返し教えられていることが、 染み込んでいるせいかもしれません。 タイ…

20章2 聖週間

The Gift of Lilies 1節から引き続き、復活祭にまつわるような言葉で語られています。 ひとつは、イバラの冠、これは恐怖から差し出された贈り物。 もうひとつは無垢の象徴である百合の花の贈り物。私たちは毎瞬、毎瞬、選択をしています。 何を思い、何を…

20章3  適応するという罪

Sin as an Adjustment You make the world and then adjust to it, and it to you. あなたはこの世界を 作っておいて、それに適応し、それを自分に適応させようとする。 Do you like what you have made? あなたには自分の作ったものが気に入っているのだろ…

20章1 聖週間

20章 洞察力でみた神聖なる状態 1 Holy Week20章に入りました。ここまで来ると、自分の中の抵抗が少なくなるのでしょうか、 奇跡のコースのテキストは、とても読みやすくなります。繰り返し教えられていることが、 染み込んでいるせいかもしれません。 タイ…

19章12 第四の障害 ‐ 神にたいする恐れ

The Lifting of the Veil読んでいて、とても幸せな気持ちになる節です。 ぜひ、ご自分で全文を読まれることをお勧めします。 No one can look upon the fear of God unterrified, unless he has accepted the Atonement and learned illusions are not real.…

19章11 第四の障害 ‐ 神にたいする恐れ

The Fourth Obsticale: The Fear of God 私たちが死を怖れなくなったら、何が見えてくるのでしょう。 永遠に生きるとわかっていたなら、そこには宇宙、無限に広がる世界があることに気づく でしょう。神ということばで現されるすべてのありてあるもの、それ…