2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

14章5贖罪の輪

The Circle of Atonement誰もみな贖罪において果たすべき特別な役があるが、各自に与えられた伝言は全部同じ、神の子に罪責感はないということだ。一人ひとりその伝言の教え方は違うし、習い方も異なる。ただそれを教え、また習うまでは、自分の本当の役目を…

14章4贖罪におけるあなたの役目

Your Function in the Atonement兄弟の罪責感のない姿こそ、まさにあなたの贖罪そのものである。他者の中に罪をみないこと、つまり、誰も責めないでいられること。それは自分の贖罪がなされたことを表している、ということです。思考が訂正され、心が平安で…

14章3罪責感をなくする決意 その2

The Decision for Guiltlessness一般に、神の助けを得たければ、自分が望むことに向かってそれ相応の努力をしなければならない、という考え方があります。そこで問われるのは、その「自分が望むこと」の中身です。もし、それが神、ONENESSの意志にそうもので…

14章3罪責感をなくする決意 その1

The Decision for Guiltlessness喜んで学ぶ者は学習することに罪責感を感ずるはずがない。これは学ぶときにとても重要なことなので絶対に忘れてはならない。おそらくあなたは、ただ罪の意識からくる痛みを消すために、罪責感を抱かないでいようとすることに…

14章2幸せな学習者

The Happy Learner・・・あなたはみじめな状態にいるというのに、それが幸せというものだと信じている・・・無意味なものを信じて、自分の捜す「宝物」を見つけるつもりでいる。本物を見たことがなければ、偽物を本物とたやすく信じてしまう。私たちの現状は…

14章1学ぶための条件

The Conditions of Learning 自分のために成されたということ、自分にとっては未知のこと、どうすればそれが分かるようになれるだろうか、それにはそうしたことはすでに為し遂げられたこととして、自分の成すべきことをするしかないだろう。自分自身が愛され…

14章 序論

14章まで来ました。いままでほとんど自我の論法に従ってやってみて、その当然の結末を見てきた。それを見たからこそ、そんな結末は錯覚のなかでしか見られないことだと悟った、そんな結末がはっきりしているように思えるのはただそのなかだけだから。今こそ…

13章11天国の平安

The Peace of Heaven 心の平安が自責の念で無情にもかき乱されたと気づいたとき、自我はそれに対処するには、忘れてしまうとか眠ること、死さえもその最善策だとして勧める。私にも経験があります。自分で解決がつかない悩みがあるとき、苦しい時、孤独や悲…

13章10罪責感からの解放 その2

Release from Guilt 神の子は自責の念にさいなまれ、どうすればいいのか分らなくなっているし、あちこちから迫りくる苦痛を味あわされ、暗い世界のなかで一人ぽっちだと信じ込んでいる。自分自身にたいして情け容赦しなかった者は神の愛を覚えていない。そし…

13章10罪責感からの解放 その1

Release from Guilt ある兄弟と何らかのつながりをもち、自分の罪責感を相手になすりつけるとか共有するとか、相手の罪責感を知覚しようとしたりすると、自分の気がとがめてくるのは確かである。 それに満足感も平安も見出せないだろう、二人のつながりは本…

13章9罪責感の暗雲

The Cloud of Guilt 自分自身を責める思いがあるので、人を攻撃するいう話から始まります。攻撃するというのは、批判、非難、相手を否定すること。喧嘩とまでいかなくても、日常で小言を言うとか、嫌みを言ったりすることも含まれると私は考えています。また…

13章8知覚から知識へ

From Perception to Knowledge 癒しとはすべて過去から解放されるということである。 だから聖霊が唯一の癒し手となる。過去はないと奇跡のコースでも教えていますが、それは聖霊の知識に属することなので、私たちには真に理解することはできないとも語って…

13章7実相の世界に達する その2

Attainment of the Real World あなたのひとつの実在があなたに与えられており、それによって神はあなたをご自身とひとつであるものとして創造なさったのである。あなたはまず平安を夢見るようになり、そのあと平安のうちに目覚めるであろう。愛は歓迎される…

13章7実相の世界に達する その1

Attainment of the Real World とても長い引用になりますが、付け加えることはなにもないので・・・。腰をおろして心静かにあなたの目に映る世界を見つめ、自分自身に言い聞かせるがいい ‐ 実相の世界とはこんな世界ではない。あなたは時間というものが始ま…

13章6今を見出すこと

Finding the Present あなたは現在のことを判断するために、自分の過去の経験をその基準として使うのは「自然」だと見なしている。ところがそうした経験は妄想的なものなので、そうするのは不自然なことだ。あなたがすべての人を過去に全く関係なく見るよう…

13章5二つの感情

The Two Emotions 私たちが経験するふたつの感情とは、愛と恐れです。恐れは、見えもしない光景や、聞こえもしない音で成り立っている錯覚を通して感じるものです。私たちは個々に異なる過去の経験をしているので、たとえば同じ景色をみても、感じることはさ…

13章4時間の役割 その2

The Function of Timeそして、時間という重要なテーマに移ります。自我は過去のことに重きをおき、それに注ぎ込む労力や心労をいとわないうえ、最終的には過去だけが有意義な時間の側面だと信じている。過去のつぐないとして、将来罰を受けるという観念によ…

13章4時間の役割 その1

The Function of Timeここでは引き続き、本当の自分が愛に満ちた存在を恐れ、天国を恐れている。そして、そのために奇跡のコースを学ぶことを恐れているという話から始まります。この世におけるあなたの役目は癒しであり、 天国における役目は創造だと言われ…

13章3罪があがなわれる恐れ

The Fear of Redemption 13章2では、自分の罪の意識を隠したいために、それを外に投影し、自分を責める者を作り出している。それが私たちがしていることであり、罪をどうしても隠しておきたいと考えているけれど、それは実はとるに足らぬことだとキリストは…

13章2罪なき神の子

The Guiltless Son of Godあなたに気づかれぬように、あなたの隠れた礎石の最も暗い所に、自分は罪であるという信念が保持されている。真理の穏やかな光のなかで、あなたは自ら神の子をはりつけにしたものと信じているということを認めようではないか。こん…

13章1 罪がないこと、そして傷つかないこと

Guiltlessness and Invulnerability 平安と罪責感とは正反対であり、 心に安らぎがあるときにのみ神を思い出せる。愛と罪責感を同時に抱くことはできないから、一方を受け入れるともう一方を否定することになる。どうして自分に罪がないといえるだろうか? …

第13章罪なき世界 序論

The Guiltless World Introduction 罪責感を抱いていないものは、攻撃はできないはずである、非難することが攻撃の根源となるのであるから。 それはある心が別の心にたいして、愛に値せず罰せられて当然だと裁きを下す(判断する)ということ。まさにここに…

12章8愛にたいする愛の魅力

The Attraction of Love for Love ここは、とくに難しいところはありません。 愛は愛することでみつかること。 神 (OENNESS) は決して私たちを忘れずいること。 実在の私たちは、神に愛され、愛に満ちた存在であること。 その真理の姿に戻るには、ただ戻ろ…

12章7内面をみつめる その2

Looking Withinあなたが自分の外に目を向けて、そこに見るものに対して好感をもてないと反応するたびに、自分自身には価値がないという審きを下し、自らに死の宣告をしたのだということを覚えておいてほしい。自我は人は死に値すると考え、肉体において死を…

12章7内面をみつめる その1

Looking Within私たちが奇跡のコースで学んだことは、この世界に行動の成果として表れてきます。そして、私たちを見えない世界から導いてくれている聖霊の存在もまた、その存在が及ぼした結果を見ることができます。聖霊の影響力を知覚するなら、その聖霊が…

12章6キリストのヴィジョン

The Vision of Christ 自我はいわば全世界を手に入れ自分の魂 (own soul) を失う方法を、あなたに教えようとしている。聖霊が教えるのは、あなたが自分の魂を失うはずはないということや、この世には何も得るところなどないということ、それ自体では何の利益…