第16章〜18章

18章9二つの世界

The Two Worlds あなたに怖れや攻撃、絶望、孤独があるなら、その土台にあるのは罪悪感です。その間違った知覚、間違った信念体系でできている現実は、錯覚の世界です。 間違いを訂正し、関係性の中で人を許し、自分を許せるようになりなさいと、 奇跡のコー…

18章8小さな庭園 

The Little Garden Can you who see yourself within a body know yourself as an idea? 自分というものはからだのなかにあると見なす者は、自分が想念だと分るだろうか。Everything you recognize you identify with externals, something outside itself. …

18章7何もする必要はない

I Need Do Nothingここはとても重要な節です。できれば全文を読んでください。私たちは身体ではない、意識存在である。一貫して教えられてるテーマです。 身体を自分と思い、身体を保護したり身体の快感のために工夫することは、 罪に魅力を感じていると言わ…

18章6からだを越えて

Beyond the Body私たちの実在は意識存在であると、これまでも語られてきました。 ここではもう一度、神から与えられたのは身体ではなく、知識だけだと念を押されて います。 私たちは、神(実在、完全なる調和の世界)から離れた自分自身を憎み、 罪悪感をも…

18章5幸せな夢

The Happy Dream If you already understood the difference between truth and illusion, the Atonement would have no meaning. もしあなたがすでに真理と錯覚の違いを理解しているのなら、 贖罪には何の意義もなくなるだろう。違いを理解するとは、自分の…

18章4ささやかなる意欲

The Little Willingness The holy instant is the result of your determination to be holy. 聖なる一瞬はあなたが神聖になろうと決心した結果。 It is the answer. それが答えである。 The desire and the willingness to let it come precede its coming.…

18章3夢のなかの光

Light in the Dream ここでは、あなたはすでに光であるから、それを暗闇が消し去ることはできない、 と励まし、そして怖れから真理へと歩み出しなさいと話しています。日常で感じたり、考えていることの根本にあるのは、怖れです。 テレビ番組のミステリーや…

18章2 夢の根拠

The Basis of the Dreamここでは、私たちが夜、寝ている間に見ている夢の世界と、 現実の世界を重ね合わせて、どちらも幻想であると教えています。 原文はわかりやすいのですが長いので、整理して紹介しましょう。・夢は見る前の世界とは明らかに違い、自分…

18章1実在の代用

The Substitute Reality18章「The Passing of the Dream 去り行く夢」に入りました。 ちょうど半ばぐらいですが、ここまで来ると後半は軽やかに進めます。私たちの世界では、独立した個人がいるとみなされます。それをACIMでは分離といいます。 あなたと私は…

17章8 平安の条件

The Conditions of Peace もし、自分の現実で信頼できないという状況があるとき、信頼してみようと決めて みたらどうでしょう。すると、そこにある状況の別の側面が見えてくるはずです。なぜ、それが起きたのか、なんのために起きているのか、そういうことが…

17章7信頼への呼びかけ

The Call for Faith ACIM(奇跡のコース)でいう奇跡とは、意識の変容です。 つまり、悟りのコースということです。 テキストでは、まず最初に私たちの歪んだ知覚を修正することを求められます。 歪んだ知覚とはなんでしょう。それは、この世界を誤解して見て…

17章6目標を定める

Setting the Goal 人との関係性の中に、聖なる目標をもちなさいという話が17章5節ではありました。 つまり、関係性において、錯覚の世界からその人を見るのではなく、真理を見ようとする 目標をもちなさい、ということです。普通、私たちは幸せな関係が続く…

17章5 癒された関係

The Healed Relationship恋愛や結婚などの親密な関係を幸せな関係にするには、 聖なる目標を持ち込むようにと教えています。 聖なる目標とは、正気でかかわるということ。 つまり、自我のゆがんだ知覚ではなく、本来の姿を見ると決めることです。難しく聞こ…

17章4ふたつの絵

The Two Pictures 人生は幸せになるためにある。親密な関係においても幸せであれば、本物です。 しかし、自我は相手を利用して、自分自身を攻撃するというドラマを作り出すので、 人は、親密な関係で幸せを感じ続けることが難しくなります。 では、私たちは…

16章・17章 親密な関係で幸せになるには

16章から17章3まで、親密な関係を持ちたいと思うのは それは、自分を傷つけたいと考えているという話をしてきました。 だから、進んでそんな関係を求めることはありませんよ、と。 以下、ざっと流れをまとめてみます。親密な関係、恋愛関係(結婚も含まれる…

17章3 過去の影

Shadows of the Past生きていると「許せない」と思うことはあります。親子、兄弟、友人、恋人、夫婦、 あるいは仕事での人間関係、もっと大きな、国際関係においても・・・。ここでは、その「許せない」という思いは、私たちが作り出した影の姿であり、 真実…

17章2許された世界

The Forgiven WorldCan you imagine how beautiful those you forgive will look to you? あなたには自分が許すことにした人たちが、 どんなに美しく見えるか想像できるだろうか。And nothing will you value like unto this, nor hold so dear. そしてそれ(…

17章-1 空想を真理へ導く

Bringing Fantasy to Truth これまで、何度もテキストにありましたが、私たちが『現実』と思っている世界は、 実は空想の世界、夢の中です。この『現実』において、私たちはさまざまな活動、経験をしているのですが、 根底では、人からあるいは神から責めら…

16章7錯覚の終わり

The End of Illusions 引き続き特別な恋愛関係について。 ここでは、恋愛において相手を選択するときに、 それは過去の執着や過去の出来事を再演して、 過去を変えようとする試みであると言われています。 その再演にぴったりな人を恋愛の相手に選んでいるの…

16章の6 実相の世界への橋

The Bridge to the Real World 16章の4あたりから、特別な愛情関係は自我にとっては価値がある。 しかし、それは私たちを実在から遠ざけることになるという話が続いています。 自我にとっては愛は特別なものですが、実在ではそうではありません。Love is fr…

16-5 完成への選択

The Choice for Completion16章の4に引き続き、特別な愛情関係について。誰でも知っている通り、恋愛関係において、愛されている、愛しているという 充実した時もあれば、一方で不安や絶望、痛み、苦しみ、相手を攻撃したくなったり、 その反対に罪悪感をも…

16-4 愛の幻想と真実

The Illusion and the Reality of Love恋愛感情で愛するとき、その関係は、愛ではないと言われています。恋愛関係は、憎しみの関係を持ち込まない安全地帯として見なされ、 そこに憎しみが持ち込まれたとしても、このつながりは愛だと自分をだまし、 幻想を…

16章3 教えることで得られるもの

The Reward of Teaching私たちは自分の人生でにおいて、自分が何を信じているのか、自分は何者であるのかを 教えている(表明している)ということをこれまでの章でも語られてきました。 「実をみれば、その人たちがどんな人間かわかるし、 その人たちも自分…

16章2 神聖なるものの力

The Power of Holinessここも、クリスマスシーズンから新年にかけて語られたものらしく、 新たな年こそ、エゴの声ではなく、精霊に自分を開いていきなさい、 という話が展開されています。この世界では、私たちは自分で考えて行動すると思っています。 その…

16章1 真の感情移入

True Empathy人間関係で、誰かの気持ちになってみる、どんな気持ちなのか察することはよくあります。 人の気持ちになって悲しみや苦しみを理解しようとする。 私たちにとっては当たり前のようにやっていることです。 しかし、奇跡のコースでは違うことを教え…

16章1 真の感情移入

True Empathy人間関係で、誰かの気持ちになってみる、どんな気持ちなのか察することはよくあります。 人の気持ちになって悲しみや苦しみを理解しようとする。 私たちにとっては当たり前のようにやっていることです。 しかし、奇跡のコースでは違うことを教え…