18章3夢のなかの光

Light in the Dream

ここでは、あなたはすでに光であるから、それを暗闇が消し去ることはできない、
と励まし、そして怖れから真理へと歩み出しなさいと話しています。

日常で感じたり、考えていることの根本にあるのは、怖れです。
テレビ番組のミステリーやサスペンスドラマだけでなく、恋愛ドラマのベースに
あるのは、怖れではないでしょうか。
しかし、怖れは幻想です。そこに光を当ててみると、実は何もなかったということが
わかります。ただ人は、怖くて深く見ようとしないだけなのです。

キリストは真理を知るための好奇心をもちなさいと言います。
いつも聖霊がそばにいて励ましてくれています。
ひとつひつと手放して、心の中の闇を光に変えていきましょう。

You go toward love still hating it, and terribly afraid of its judgment upon you.
あなたは愛に向かっているとはいえ、未だにその愛を憎んでいるし、
それが自分に審判を下すのではないかとかなり恐れている。

And you do not realize that you are not afraid of love,
but only of what you have made of it.
そして愛に恐れを抱いているのではなくて、
ただその愛を自分勝手に作り替えたものを恐れているということには気づいていない。
・・・・
All that was necessary was merely the wish to understand.
必要なのはただ理解したいと願うことだけだ。

That wish was the desire to be holy.
その願いこそ神聖になりたいとの願望そのもの。

The Will of God is granted you.
神の御意志はあなたに授けられた。

For you desire the only thing you ever had, or ever were.
それというのも、あなたは自分がいままでもっていた唯一のもの、
すなわち唯一の本来のすがたを切望しているからである。

You are coming home together, after a long and meaningless journey
that you undertook apart, and that led nowhere.
あなたはきょうだいと一緒にふるさとへ帰りつつある、
別々に出かけ長いあいだ無意味な旅をして
結局どこにも行き着けなかった旅から帰ってくるのだ。

So be it