19章11 第四の障害 ‐ 神にたいする恐れ

The Fourth Obsticale: The Fear of God  

私たちが死を怖れなくなったら、何が見えてくるのでしょう。
永遠に生きるとわかっていたなら、そこには宇宙、無限に広がる世界があることに気づく
でしょう。神ということばで現されるすべてのありてあるもの、それを思い出す体験を
するかもしれません。

自分を癒し、許すことができたなら、死への恐怖はなくなり、歪んだ世界をありのままに
見ることができるようになります。
これまでの現実、自分の思考や感情で作り出された錯覚の世界だと気づきます。

Look upon it, open-eyed, and you will nevermore believe
that you are at the mercy of things beyond you, forces you cannot control,
and thoughts that come to you against your will.
目を開いてこの世界をよく見てみれば、あなたは、自分ではどうにもならない物事や、
自分で抑制できないような力、それに自分の意思に逆らって生じる思いなどの言い
なりだとは、もはや決して信じなくなる。

It is your will to look on this.
こうしたことを自分の意思で見るのである。

No mad desire, no trivial impulse to forget again,
no stab of fear nor the cold sweat of seeming death can stand against your will.
狂気の願望やもう一度忘れたいというつまらない衝動、恐怖心の刺されるような痛みや
死にそうだと冷や汗をかくような思いさえも、あなたの意思を妨げることはできない。
ここまで来たなら、もう宇宙とひとつになっている実在の自分の喜びの波動を感じているはすです。

So be it