21章4 内面を見つめることに伴う恐怖

The Fear to Look Within

You are indeed afraid to look within and see the sin you think is there.
あなたが本当に怖がっているのは、心の中をのぞいて、
そこにあるものと思い込んでいる罪を見ることである。
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Your faith that sin is there but witnesses to your desire that it be there to see.
心の中に罪があるとあなたが信頼しているとすれば、
そこにあって欲しいという自分の願いを証明しているにすぎない。

奇跡のコースを学ぶとは、それは自分の内面を見つめることであり、
罪や恐怖をみることです。学び始めると、自分がいかにこの世界や
人間関係を歪んだ知覚で見ていたのかに気づきます。
少しずつ聖霊に耳を傾け、歪んだ知覚ではなく、
正気( reason )へと意識は移行します。
そして、もはや、内面を見ることも怖れません。

The Holy Spirit's purpose was accepted by the part of your mind
the ego knows not of.
聖霊の目的は、あなたの心のある部分に受け入れられたのだが、
その部分のことを自我はわかっていない。

・・・
What matters it to you how loudly it is proclaimed?
自我がどんなに大声でさけんでも、あなたには少しも関係ない。
・・・
Follow it happily, and question not what must be so.
その道をよろこびながら歩んで行ってほしい、
そして確実であるに相違ないことを疑う必要はないのである。

私たちの中にある本当の自分のすがたを求める気持ち、
どこかにあるはずの完全なる調和の世界、そのかすかな記憶が聖霊を受け入れ、
歩みを進ませてくれるのです。

So be it