21章  理性と知覚 序章 

Reason and Perception  Introduction

Projection makes perception.
投影することが知覚作用を生ずるのである。
・・・
It is the witness to your state of mind, the outside picture of an inward condition.
その世界はあなたの心の状態を証明しており、内面の有様が外に描き出されている。
As a man think, so does he perceive.
人は心の思いのままに知覚するのである。

自分の考えていること、思っていること、感情が、外側に見えているものを作っています。
つまり、『攻撃される』という思いがあれば、攻撃を外側にみることになります。
それは、相手の意志とか思惑とか、もっと言えば真実とも無関係に、ある言動や状況に、
自分で『攻撃されている』というラベルを貼るのです。

様々なラベルを貼り、自分で自分を苦しめます。
これが、日常で私たちがしていることです。

外側に起きてくることを変えたかったら、自分の内側にある思いを変えればいいと
教えています。実際は起きているのではなく、自分がそう見ているだけなのですから、
思いを変えればいいのです。自分の現実をよく見てみましょう。

Everything looked upon with vision is healed and holy.
あらゆるものを洞察力でみれば、すべて癒されているし、神聖である。

本当のあるがままの姿をみれば、すべてが愛に満ちた存在です。
私たちに見えていないだけなのです。

So be it