11章7実在の状況 

The Condition of Reality

神はただ永遠であるものだけを創造なされた、
そして、あなたが見るものすべては壊れやすいものだ。

Therefore, there must be another world that you do not see.
したがって、あなたには見えないもう一つ別の世界があるに違いない。

実在の世界は実際に知覚できる。
それに必要なのは、ただ他には何も知覚するつもりはないという意欲。

良いこと(goodness 善良さ)を知覚するということが知識ではない、しかし良いことに相反するものを否認すれば、あなたは相反するものなど存在しない状況に気づけるようになる。そしてこれこそまさに知識の状況である。

こうした自覚がないなら、知識をえる条件を満たしていないし、それを満たすまではその知識がすでに自分のものであるとは分からないであろう。

日常で起きてくることの中で、何か良くないこと、攻撃されたような思い、否定されたような気持ち、そうしたことを感じるとき、それらは自分が真実ではないものを見ている、知覚しているせいだと気づくこと。そうして、それを否定すること。そうしているうちに、善なるものしか存在しないという気づきがやってくる。それこそが知識の状況(覚醒の状態)であると話されています。

良くないと感じることや、攻撃と感じて反応してしまうポイント、ツボのようなものを誰でも持っていると思います。そういうパターンからなかなか抜け出せないのですが、気づいているということが大切なんだと思います。

あなたが自分で作ったもののうち、聖霊があなたのために取っておいてくれたのは実相の世界だけであり、ただこれを知覚することが救いである、それは実在とはただ真実であるもののことだと再認することであるから。

So be it