11章1父なる神の贈り物

The Gifts of Fatherhood

奇跡のコースを学んできて、自分が幸せになる道は目覚めることにあるとわかってきています。それこそが、真に自分を癒す道であると。

あなたは何か他のものを、神の子たちにもたらすつもりだろうか、自分自身に癒しが必要だと気づいているというのに。

与えることは得ること、という実在の法則に従えば、自分に癒しが必要なら、人に与えることが求められます。何度も言いますが、私たちはONENESSなので、人に与えることはすべてに与えること、すなわち自分にも与えることになるのです。

私たちは、どれだけ神 ONENESSから与えられ、愛されて存在しているのか、すっかり忘れています。それでも私たちは神の宇宙の一部であることに変わりはないと話されています。

一人になるということは無限から分離されるということだが、もし無限には終わりがないとすれば、どうしてそんなことが有り得るだろうか。

There are no beginnings and no endings in God,
whose universe is himself.

神には始まりもなければ、終わりもないのであり、
神の宇宙こそ神自身である。

あなたがいないと無限は無意味なものであり、神なしでは、あなたは無意味なものとなる。
神と子にとって終わりはない、我々こそが宇宙そのものであるから。

自分にたいする神の賜物を知ろうとするのなら、あなたも神と同じように与えるしかない。

では与えるがいい、限りなくいつまでも、そうすれば神がどれほど与えてくださっているか分かってくる。

時間のうちにいるときでさえ、神から離れて生きることなどできはしない。

あなたは本当に自分の意図することをしないかぎり幸せになれないし、こうしたことは不変のことなので、あなたが変えることもできない。

誠実に、愛を与え続けること。奇跡の道を歩くこと。そうすれば、自分が神からどれだけ与えられているのかを気づくことができると話しています。結果は必ず表れますが、小さな自分の自我で制限を設けないで、与え続けること。分かち合うこと。自分の本当の意志を知ること。そうすれば、きっと道は見えて来ます。