8章9正された知覚である癒し その1

Healing as Corrected Perception  その1

いくつかとても興味深いテーマがあるところです。

まず、身体と病気についてのテーマ。
聖霊に身体を癒して欲しいと頼まない方がよいと言われています。それは、身体が心を離れて存在するという信念を認めることになるので、自我の思うつぼなんですね。

身体だけ別にして癒すことができるというのは間違いですから、
聖霊には身体の正しい知覚の仕方を教えてほしいと頼むとよい、歪めることができるのは知覚だけだから。

あらゆる病気や死でさえもすべては、覚めることへの恐れが、身体に現われているということ。それは目覚めるのを恐れて、眠りを強化しようとする企てそのもの。

毎晩の眠りも、それを無意識にゆだねるのか、聖霊の目的に従って利用するのかで、目覚めが違うと話しています。喜びに満たされて朝、目覚めればそれは聖霊に委ねており、逆に病気のために眠りを使うこともできると。

余談になりますが、私がこの奇跡のコースをちゃんと読み進もうと決めたのも、夢と眠りに因るものでした。読んでいくと、明らかに夜見ている夢が違うのです。それは、なんとも言えない平安。今まで見たことも、感じたこともない安らかさです。なにがどうと、うまく伝えられないのが残念ですが、私にとっては、学び続けようと決意するに足る確証でした。

あなたが、自分自身を制限するなら、私たちの心はひとつになっていなので、それを病気という。病気とは身体が病むことではなくて、心が病むこと。病気のあらゆる形は心が分裂し、統一された目的を受け入れていないという表れである。