6章5聖霊の教え その5

The Lessons of the Holy Spirit その5

これまでの聖霊の教えの整理です。3つありました。
1.「持つこと」は手に入れることによるのではなく、「与えること」によることだと分かるようになる。

2.自分の教えることを自ら学ぶのであり、自分は平安を学びたいと望んでいるということが分かってくる。

3.神と神の王国のために絶えず心を向けること。

神に反する自我は常に自分の言うことを聞いて欲しい、だから声を大きくします。心で、私は自分の信念を繰り返し、自分に言います。
神の国、ONENESSに戻ろう」と。

自分が何なのか、それに疑いを抱く限り、本当に実在していると実感することはできない。だから絶えず注意を怠らないことが、きわめて重要となる。
あなたは・・・自分で価値があると思うもう一つ別の王国を作り、自分の心のなかに神の王国だけを持ち続けずに、自分の心の一部をその外に置いた。

3番目の段階は自分が何を信じたいと望むのか、それを言明しており、それ以外のものを一つ残らず捨てる気になる必要がある。

必要がある、などと言われると、ちょっとびびりますが、日々、「神の国、ONENESSに戻る」ことに心を向けていると、楽になるんですね。安心している。だから、それはだんだん努力しているということではなくなります。ジョギングしていて、いつしかそれが苦しみではなくて、楽しみになっていくような感じですね。筋肉がついたり、肺活量がまして、楽しくなっていく。心が軽やかになって、前に進むのが楽しくなる、そんな感じです。何にも増して、この世界を自分ひとりで歩いているのではない、ということに気づくのはとても幸せなことだと思います。