6章5聖霊の教え その4

The Lessons of the Holy Spirit その4
"Be vigilant only for God and His Kingdim."

聖霊は、私たちの心の中から、神の国、ONENESSに一致するものとそうでないものを分けてくれます。しかし、自我はその分け方に同意するとは限りません。そこで、私たちが選択するとき、そこに喜びがあるかどうかが大きなポイントになることをキリストは語っています。

喜びを育まないようなものは、ことごとく払いのけてそれを保護するので、その聖霊だけが、あなたを完全な喜びに満たされたままにしておける。

考える人の心の中で聖霊はたしかに裁きを下すわけだが、それはただ、心を統一することで心が裁くことなく知覚できるようになるためだ。これが、心を裁くことなく教えられるようにするし、したがって裁かずにいられるようになる

神と神の王国のためにのみ、絶えず心を向けること

これが3番目の聖霊の教えです。ここではもうあれかこれかと選ぶ段階ではありません。ただ、絶えず注意を払うことを優先させることを要求されています。それは、最終的には、まったく選ぶことなど必要がなくなるということを教えてくれています。

これが最終的には、あなたの心を選択することから自由にし、神の国において創造することに向けるだろう。

自分が何であるのかを思いださなければならない。それを思い出す方法は第三段階の歩みに内在しているし、この歩みは他の二つに含まれた教訓をまとめ、それを越えて真の統合へ導く。

実は、私たちの存在が神の国に実在するなどと、自分に言い聞かせる必要などないのです。しかし、それが必要ないとわかるまでは、私たちは努力しなければなりません。絶えず、神の国に実在があることに心を向けて自分に言い聞かせるのです。聖霊に常に自分を導いて欲しいと伝えるのです。いつか、なんの努力もなしに、自分は神のうちにあることを再認識するまでは。