6章5聖霊の教え その3
The Lessons of the Holy Spirit その3
聖霊の教え「得るためには、すべてをみんなに与えること」
これを受け入れて生きるには、今までの考え方、思考体系を捨てるしかありません。
今までの私たちの考え方は、
「得るためには、交換する、あるいは奪う」
そして「与えれば、減る」です。
まるで逆の教えのどちらを選択するのか。私たちは葛藤します。葛藤から抜け出すには、どちらかを選ばなければなりません。両方を実践することは、心は平安ではなくなります。混乱するばかりですからね。
一方だけが真実であり、したがってそれだけが実在する。自我は、どちらの声が真実であるか、それを決めるのはあなただと説得しようとするが、聖霊は、真理は神によって創造されたのであり、それをあなたの決心で変えることはできないと教える。
つまり、私たちが葛藤するのは勝手、だが真理はひとつです。白か黒かではなく、最初からひとつの真理しかないのです。選べると思う方が間違い。自我の言葉にだまされないように、ということです。ですから、聖霊の言うことを信じようと決めること、それが葛藤をすて、平安への道になるということです。
聖霊の2番目の教えです。
平安を得るには、平安を学ぶために、まず教えなさい。
自分の望むことを積極的に教えること。
全面的に望むとは創造すること。
平安。それは、ACIMのテキストを読み始めるとほぼ同時にやってきました。それまで経験したことがない安らかさ。これは実際に読んだことがある人にしかわからないことだと思います。もちろん、不安や恐れがまったくなくなる訳ではありません。でも、深い所で迷いがない自分がいるのも知っているのです。平安であることの価値も、それを得てみないとわからないでしょう。ACIMが難しいと思わせているのは、自我の罠です。みんな、自分に負けないで始めて欲しいと思います。
このブログを書くことは、
自分が実在して欲しいと思うこと(平安)を人に教えることで、
考える(学ぶこと)ことと、行動する(教える)こと、創造することを
一致させることになるのです。
それが、この2番目の教えだと思います。
So be it.