5章4教えと癒し その1

Teaching and Healing

贖罪に加わることこそ恐れから抜け出す道である。聖霊はあなたが自分にとって恐ろしいと知覚するものをことごとく解釈し直す手助けをし、ただ愛に満るものだけが真実であると教えてくれる

愛に満たされていないものは、創造されたことがないし、実在もしない。擁護されることもない。私たちは見ているものの中に本当に愛だけをみるようにすればいい。あとはすべて真理ではない。  

心をひとつにせよとの聖霊の呼びかけを聞き入れる者たちのまえで、自我は徐々に見えなくなり、ついには取り消されてしまう。

私たちがすべてつながっている存在で、ONENESS に戻ろうと決意するとき、自我は徐々に小さくなってく。心の闇は癒されて、光がたくさん入ってくるようになる。この世にいて、愛と喜びに満たされた存在であることを知ることができるようになるのだ。

贖罪は純粋に分かち合う行為だと理解しなければならない。

「贖罪」とは、私たち自身についての誤った認識を訂正し、本当の自分に戻ることを意図すること。それは、分かち合うことで増えてく。強められ、分割できないものとして創造へと戻すことになる。

分かち合うことは神のなさる創造のしかたであり、あなたのやり方でもある。

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今回の大災害において、悲惨なこともたくさんありますが、私たちはその中に愛をみることができます。お互いを思い助け合う姿の美しいこと。それが私たち本来の姿であることを知っているので、涙が流れるのです。

物資は限られているように見えますが、それを分かち合うことをする。それは一見減っているように見えますが、そうではありません。分かち合われた物は必ず、増えて返ってきます。物であるように見えて、それは思いやりであり愛です。ですから、恐れから買い占めなどして、自分だけのものにしようとすると、それは減るだけです。その法則を知ることはとても大事だと思います。

○起きていることの中に愛だけを見る。
○分かち合うことをする。