5章2神に代わって話す声

5章2神に代わって話す声
The Voice for God

5章はずっと聖霊について話しています。ここでは、聖霊がどのように語りかけてくるか、そして、その声を聞くにはただ漫然といているではなく、本当に聞きたいという意欲が必要だとも語っています。

あなたは自分の中にある二つの声のうち、どちらを聞くか選ばなければならない。

一つは自分自身で作ったもの。もう一つは、神から与えられたもので、聖霊の声。その声を聞くには、努力と学びたいというかなりの意欲を要する。

聖霊を選択するとは、すなわち神を選択するということ。神はあなたのうちにあるのではなく、文字通りにあなたが神の一部分である。

(以下も抜粋です)
聖霊の声は
傲慢にはなれないので命令することはない。
支配しようとはしないので、要求することもない。
攻撃をしないので、圧倒して負かされることもない。
聖霊の声は、ただ気づかせようとするだけだ。
その声はあなたに別の方法を思い出させ、いつも穏やかだ。
その声は平安について話す。

聖霊の声を選ぶまでは、自分の魂を失っているのも同然である。
聖霊はあなたが選択するための案内役となる。
聖霊は神との意思の疎通の手段。
聖霊の声は心を捧げて打ち込むことからくる。

天と地におけるすべての力を私(キリスト)に与えたのは、ただ私自身の決心にすぎない。私からあなたへの唯一の贈り物は、あなたが同じ決心をするように手助けすることだ。

安息は眠りにつくことで得られるのではなく、目覚めることで得られる。聖霊こそ目覚めて喜ぶようにという呼びかけである。

聖霊は、あなたに私(キリスト)を規範にして考え、その結果として私と同じように振る舞うのはどのようにすべきか教えてくれる。

神の子よ、私の伝言はあなたへの伝言である、自分の内なる聖霊に応えつつ、それを聞き入れてほかの者にも伝えてほしい。