5章癒しと完全なすがた
HEALING AND WHOLENESS
5章に入ってきました。少しずつでも前に進むものですね。
癒すとは幸福にすることである。
自分が完全な喜びに満たされないままで癒しを試みるとさまざまな反応を引き起こすとキリストは言われます。つまり、自分が喜びに満ちていて初めて癒しができるということ。
もし恐れと愛は共存できないならば、・・・唯一可能な完全な状態とは愛の状態である。愛と喜びには何の違いもない。したがって、その唯一の可能な完全な状態とはまったくの喜びに満ちている。
神の子供は隣人を自分自身と同じようにしか愛せない。
だから癒す者の祈りはつぎのようになる。
自分のことが分かるように、この兄弟のことも分からせてください。
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最近、友人に『リビアのカダフィ大佐のような人を憎むのはしかたがないのではないか』と言われました。私には彼を憎いという気持ちは湧いてきていません。キリストの言葉ではありませんが、正気になって、権力を自ら手放してくれればいいなと思います。そして、リビアで正義が行われるように、これから人々が少しでも幸せになれる社会が作れるようにと思います。
今は彼をわかることはできませんが、自分をたくさんのお金や武器で守らなければ安心できない生活に、心の平安や幸せがあるとは思えません。カダフィ大佐はとてつもない恐れを抱えているのではないかと思います。
私たちにできることは、ネガティブな側面を強めるのではなく、光を強くすることです。そこに意識をおくことが大切だと思います。So be it.