2章6恐れと葛藤

Fear and Conflict

ここはもう、私のテキストは下線だらけ。赤い線やオレンジや鉛筆の線でいっぱいです。下記サイトからプリントして、ぜひ読んでいただきたいです。

ACIM日本語訳は下記のサイトで。無料サンプルを見ることができます。
第2章6恐れと葛藤の項を探してくださいね。
http://ww4.tiki.ne.jp/~fipc/acimver1.html

恐れを抱くということは、心ならずもそうなってしまうように思える、まるで自分では抑制できないことであるかのように。

そうですよね、『恐れ』は意識してそうなるのではなく、自動的にどこからかやってくるような感じです。自分でそれをコントロールできるなんて思えなくて、お酒を飲んでごまかしたり、何かに没頭して忘れようとしたり、あるいは何か行動を起こせばなくなるのかと、悶々としたり・・・。

自分がすることには責任があるけれども、考えることには責任がないと信じているかもしれない。本当は考えることにこそ責任がある、選択権を行使できるのはただこの段階においてだけであるから。考えが行動にさきだつということである。

精神世界では、この言葉に影響されて書かれた本が多数あります。マインドのパワーが現実をつくる!というような・・・。他にもじつはACIMがソースということも多いんです。ジャンポルスキー博士の著書もそうですが、彼はきちんとACIMで学んだと紹介されていますね。すみません、話がそれてしまいました。

恐れを感じるときは、間違って選んでしまったということ。それで責任を感じるわけだ。変えなければならないのは自分の心であり、振る舞い方ではない、そしてこれこそ意欲の問題。・・・

恐れを訂正するのはまさにあなたの責任。

心で自分が何を思っているのか、恐れをもっていると気づいたらその段階で変えようと思えばいいのです。

心の望むことが矛盾するときには必ず恐れを生み出すのであり、望むことと行動が一致していないので、負担を感じるようになるのを免れない、こうしたことは統一した目標を受け入れることによってのみ正すことができる。

無為な思考など全くない。考えることはすべて、なんらかのかたちで出てくるのである。

心に思うことは現実として現れる。肝に銘じたいですね。

怖れを具体的にどう手放すのかは、この項にも少しでてきますが、あとで理解できるようになります。だんだんテーマが、自分のことのように思えてきたのではありませんか?


愛と怖れ―愛は怖れをサバ折りにする。

愛と怖れ―愛は怖れをサバ折りにする。

ジャンポルスキー博士にお会いしたことがあります。存在の輪郭がはっきり見える、という印象です。たくさんの著書があり、現実に役に立つように書かれています。元々は医師ですが、語り口のやわらかい文章です。