1章2啓示と時間と奇跡

ACIM 第1章 奇跡の意味 THE MEANING OF MIRACLES
啓示と時間と奇跡 Revelation,Time and Miracles

いつくか抜粋して紹介しましょう。

啓示は疑いと恐れを停止させる。完全であるが一時的なもの。
啓示は神とあなたを直接に結びつける、きわめて個人的なもの。
啓示は言葉で説明できるものではなく、ただ経験されようにうながされるもの。
啓示は言葉であらわせない愛を経験すること。


奇跡は人と人との間で起きる。結果として人との親密さが生じる。
奇跡は行動するようにうながされる。学びはじめたばかりのこの段階では奇跡を行うことが大切である。
奇跡は横に知覚するものから縦に近くすることへと、突然移行する。かくして奇跡は時間を完全になくすという性質をもっている。


私がもっとも好きなパートは下記です。
私(イエス)の持ち合わせているもので、あなたが手に入らないものはなにもない。神から授からないものは何ひとつ持っていはいない。今のところ、あなたと私の違いは、私は他には何も持っていないということである。私がおかれた状態は、あなたにとってだだひとつの可能性だろう。

イエス・キリストの在り方が、私たちのただひとつの可能性だなんて・・・ すてきな言葉でしょう。


私の場合は第3章ぐらいまでは、読み進むのがたいへんでした。何度読み直しても意味が頭に入らないのです。けれど、4章までいくと後は楽に読めるようになりました。1章あたりで意味がわかないことがあっても、前に進みましょう。このあたりは抽象的な言葉が多いのです。この後、イエス・キリストはわからないところを、何度も何度も繰り返し教えてくれていますから。