ACIMと私

私のプロフィールを入れようと思ったのですが、長くなったのでこちらに書きます。
1989年から2003年まで、人生は何のためにあるのか、どうしたら人は幸せになれるのか、どうしたら癒せるのか、気づきとは何か、そういうことを考えながら、精神世界、ニューエージに関係した出版に携わってきました。
精神世界のリーダーの方々にも会えて、その教えに共通したエッセンスがあることも私なりにわかりました。しかし一方で、私は仕事に追われ続け、理解したことを自分の中で熟成させたり、実践するゆとりもなく、ただただ消耗していたのです。そこで一旦仕事から退くことに決めました。自分では少しの間休めば、またやる気が出てくるだろうと考えていましたが、それから2011年の今に至るまで、復帰はしていません。

その間に読んだのがACIMです。本そのものは1990年代初め頃には手に入れていたのですが、やっと始められたという感じです。

私には十代の頃から、常に居場所がないという思いがありました。世界のどこかに心から「ああ、ここだ、この町だ。ここが私のいる場所」と思えるようなところがあるのではないか、と探していました。

それが十年ぐらい前からでしょうか、地上のどこにもないのかもしれないと思い始めて、心はようやく落ち着きました。
そして、ACIMを読んで、なぜ、地上のどこにもいる場所がないと思っていたのか、地上にはないと考えた方が落ち着くのかがわかりました。

本当の自分がいるところは外側にはなく、心の中にあるからです。私はずっと迷い子だったのです。まだ、そこにはたどりついていませんが、自分がどこに向かって行けばいいのかわかって、心は安らかになりました。

ヘンゼルとグレーテルの童話のストーリーと同じですね。

私はまだまだACIMの学びの途中です。学び始めた私の気づきをこのブログを通して分かち合えたらと思います。