頭の中に聞こえたのは、誰の声?

コロンビア大学のHelen Schucman教授の頭の中に声が聞こえ始め、
それを書いて本になったのが、ACIMです。
A Course in Miracles: Combined Volume
asin:1883360242

彼女は悩みました。当然です。
頭の中で声がして、その内容を出版するなんて! これまで築いてきた
社会的名声、教育者、学者としての地位を台無しにするかもしれないの
です。それでも、彼女は公にしました。本当のこと(真理)が語られて
いると思ったからです。

その声は誰のものだったのでしょう?
それはイエス・キリストでした。

Helen は無神論者でした。その彼女にイエスが話しかけるなんて不思議な気もしますが、ちゃんと人を選んだのだと思います。
多くの人は、社会的地位がある人の言葉には耳を傾ける価値がある、と考えます。社会での実績も名声もない人が声を大きくしても、影響を与えるまでにはそうとうの時間がかかるでしょう。イエスは生きているときは無名でしたから、そのあたりのこともよくわかっていると思います。
また、彼女とパートナーのWilliam Thetford教授が内容を精査し、理解できることも大きな要素だったと思います。

さて、イエスは何を語ったのでしょう?
そして、その意図するところは?
それはまた、明日に。