19章5第一の障害 手放したいとの願望

The First Obstacle: The Desire to Get Rid of It

平安が訪れてもまだ、人を攻撃したいという思いにかられることがあります。
それはほんの小さな衝動です。
しかし、それも手放してしまいなさい、とここでは話されています。

そして、平安はその影のような壁をものともしないで、広がって行くだろうと。

自分の中にある人を攻撃したいという思い、その根底にある罪悪感。
それらに気づき手放すこと。それは、そんなに難しいことではないよと、教えています。

Salvation cannot be withheld from you.
救いがあなたに与えられないままになることは有り得ない。

It is your purpose.
それこそあなたの目的。

You cannot choose apart from this.
これ以外のものを選ぶことなどできない。

There is no order of difficulty in miracles, for they are all the same.
奇跡には難しさの順序などないというのも、奇跡は全部おなじだからである。

Each is a gentle winning over from the appeal of guilt to the appeal of love.
その一つひとつが罪責感の訴えにかわって愛の訴えでやさしく引き付ける。
・・・
Guilt can raise no real barriers against it.
罪責感がそれに反対しても、本当に障害となるようなものを生じることなどできはしない。

To overcome the world is no more difficult than to surmount your little wall.
この世に打ち勝つのは、あなたの小さな壁を乗り越えるのと同じようなもので、
少しも難しいことではない。

For in the miracle of your holy relationship, without this barrier,
is every miracle contained.
あなたの聖なる関係という奇跡のなかには、そんな障壁なしに、
すべての奇跡が収まっているわけであるから。

So be it